COLUMN コラム
地域おこし協力隊CAFÉ
都会に住む人が課題を抱える市町村に移住し、才能や能力を発揮する地域おこし協力隊。
今回は、道内初女子硬式野球チームの監督を務めながら木製バットを製作する喜茂別町の隊員を紹介します。
選手だった経験から木製バットをミリ単位で調整
北見市出身
こんの けんじ
金野 健司さん
2021年、「ホーネッツ・レディース」が札幌から喜茂別に拠点を移したのを機に、コーチとして移住を決意しました。現在は監督として、女子野球の魅力を広めています。同時に、力を入れているのが木製バットの製作。社会人野球チーム「ホーネッツ」の選手の頃からバットを作り始め、コツコツと20年ほど技術を磨いてきました。
あと3㎜長くしたいとか、グリップを2㎜調整したいとか、選手だったので気持ちがよくわかります。さらに、選手の結果を左右するのが木の材質。現在は輸入材のメープルがメインですが、喜茂別近隣のダケカンバがバット材として使えるので、地元の木材でバットを作るのが今後の目標です。